葛飾区は国・東京都・区の三層の補助金を全て併用できる、23区の中では希少な区です。 区独自補助(かつしかエコ助成金)・東京都補助・国のDR補助金の三つが業者縛りなしで使えるため、 5kW太陽光+蓄電池7kWhで最大245万円規模の補助が受けられます(補助金なし区の世田谷と比べて55万円多い試算)。
まず結論(葛飾区の戸建てオーナー向け)
- ★葛飾区は国+都+区の3つを業者縛りなしで併用できる希少な区(補助なし区・業者縛り区が多い中で有利)
- 区補助(かつしかエコ助成金 R8):太陽光 6万円/kW・上限30万円/蓄電池 経費1/4・上限20万円/併設ボーナス5万円
- 東京都補助:既存住宅 15万円/kW・上限45万円+蓄電池10万円/kWh・上限120万円
- 5kW+蓄電池7kWhで最大245万円規模の補助(区55+都130+国DR60)
- ★工事着工4週間前までに区への事前申請が必須(順序を間違えると区補助の対象外)
- 先着順・予算到達次第終了。業者選びは早めに
このページでは葛飾区で使える補助金の全体像・シミュレーション・申請の流れを解説します。 補助金制度の詳細は東京都の太陽光補助金まとめを、 業者選びの根拠は設置費用と業者差を参照してください。
マンション・賃貸にお住まいの方へ
- 太陽光パネルの設置には屋根の所有権が必要です。賃貸住宅・マンションの専有部は基本的に対象外です
- 集合住宅にお住まいの方には、補助金が使いやすい内窓設置(先進的窓リノベ2026事業)があります:内窓補助金ガイド(準備中)
1.葛飾区で使える補助金【国・都・区の三層】
葛飾区は国・東京都・区の三層を業者縛りなしで活用できます。 これは23区の中では珍しい条件です。 3つの補助を合算すると世田谷(都補助のみ)より大きな補助が受けられます。
国の補助制度
住宅用太陽光への国の直接補助金は2014年度に廃止されています。 蓄電池については国のDR補助金(最大60万円)が東京都・区補助と併用できます。 固定価格買取制度(FIT)による売電(2026年度:1〜4年目24円/kWh・5〜10年目8.3円/kWh)は継続適用されます。
出典:資源エネルギー庁https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kakaku.html 最終確認日 2026-05-30
東京都の補助金(クールネット東京・R8)
クール・ネット東京が実施する「家庭における太陽光発電導入促進事業」は 令和8年度に単価が引き上げられました。 既存住宅(改修)は15万円/kW・上限45万円(R7は12万円/kW・36万円)。 蓄電池は10万円/kWh・上限120万円です。
| 住宅区分 | 基本単価 | 上限額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 既存住宅(改修) | 15万円/kW | 45万円 | R8確定。15万円/kW・上限45万円(R7は12万円/kW・36万円)。出力3kW以上50kW未満 |
| 新築住宅 | 10万円/kW | 30万円 | 10万円/kW・上限30万円。公式サイトで要再確認 |
| 蓄電池(新設) | 10万円/kWh | 120万円 | 太陽光設置または再エネ契約が前提 |
事前申込は2026年5月29日から受付中。 事前申込は必ず工事契約締結の前に行う必要があります。
出典:クール・ネット東京https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/fam_solar/r8/ 最終確認日 2026-05-30
★葛飾区の補助金(かつしかエコ助成金 R8)
令和8年度も「かつしかエコ助成金」は継続・内容拡充されています。 業者縛りなし(区内外どちらでもOK)で申請できる点が、 足立区・練馬区・江東区などと異なる大きな利点です。
- 太陽光発電:1kWあたり6万円・上限30万円
- 蓄電池:設置経費の1/4・上限20万円(太陽光と同時申請・同時設置のみ対象)
- 太陽光+蓄電池 同時申請ボーナス:5万円加算
- 申請受付:2026年4月1日〜2027年3月31日(先着順・予算到達次第終了)
- ★工事着工4週間前までに区への事前申請が必須(順序を間違えると対象外)
- 業者縛り:なし(葛飾区内・区外業者どちらでもOK)
申請方式:事前申請(工事着工4週間前までに区への事前申請が必須・事前協議回答書到着後に工事着工)
出典:葛飾区公式サイトhttps://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000062/1023018/1035385/1030853.html 最終確認日 2026-05-30
2.ケース別シミュレーション【葛飾区の戸建てではいくら?】
葛飾区の戸建てオーナーが受けられる補助金のシミュレーションです。 区補助+都補助+国DR補助の三層合算で、補助なし区より大きな補助が受けられます。
以下は目安額です。最終的な補助額は設置容量・機器スペック・申請状況によって異なります。 「規模」は概算で、実際の受取額は各制度の審査・予算状況によって変動します。
上記の数値の出典:クール・ネット東京 R8公式・経産省DR補助金https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/fam_solar/r8/ 最終確認日 2026-05-30
3.申請の手順と業者選び【葛飾区民が動くポイント】
葛飾区は区と東京都の2段階の事前申請があります。順序が決まっているため、 業者と早めに段取りを確認することが重要です。
申請の流れ(2段階の事前申請)
葛飾区の補助申請には区と都の2段階の手続きがあります。いずれも工事前が必須です。
- ①業者選定・見積もり:複数の東京都登録業者から見積もりを取得(早めに動く)
- ②区への事前申請(工事着工4週間前まで):業者または申請者が葛飾区に事前申請。事前協議回答書の到着を待つ
- ③都の事前申込(業者代行):業者が工事契約締結前にクール・ネット東京に事前申込
- ④工事契約・着工:区の回答書到着後・都の事前申込完了後に工事契約を締結・施工
- ⑤各制度への交付申請・実績報告:工事完了後、業者が書類をまとめて提出
- ⑥補助金交付:審査通過後に補助金が交付される(区・都・国それぞれ別途)
自分で覚えることは1つだけ
工事着工4週間前までに区の事前申請を行うこと
- ★区への事前申請は工事着工4週間前まで。順序を逆にすると区補助の対象外になります
- 都の事前申込は工事契約締結の前。業者が代行します
- 施工業者が「東京都登録の太陽光事業者」であることを契約前に確認してください
業者選びで30〜100万円差を縮める
区補助(最大55万円)と業者選びを両方取りに行くことが最大化のポイントです。 J-PEC・ソーラーパートナーズ・タイナビ・エコ発の複数調査によると、 同じ4kWシステムで業者によって30〜100万円の価格差があります。 先着順のため早期に複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
複数の業者から見積もりを取ることが、補助金と並ぶ実質費用の最大の削減手段です。
業者選びの3軸
- kW単価:実勢28〜30万円の範囲内か(大幅超は要確認)
- 保証:出力保証20〜25年・機器保証10〜15年が標準
- 補助代行体制:葛飾区の事前申請と東京都の事前申込を両方代行できるか
業者差30〜100万円の根拠と業者選びのポイント
太陽光発電の設置費用と業者選び(詳細解説)業者差データ:J-PEC・ソーラーパートナーズ・タイナビ・エコ発 最終確認日 2026-05-30
4.よくある疑問
かつしかエコ助成金で本当に最大245万円になるか?
5kW太陽光+蓄電池7kWhの場合の試算です。 区補助55万円(太陽光30万円+蓄電池20万円+ボーナス5万円)+ 東京都補助130万円(太陽光60万円+蓄電池70万円)+ 国DR補助金60万円の合計が245万円規模です。 実際の受取額は機器スペック・申請状況・予算残額によって変動します。 最終確認は各制度の公式サイトおよび施工業者でお願いします。
蓄電池だけで単独申請できるか?
いいえ。かつしかエコ助成金の蓄電池補助は太陽光と同時申請・同時設置のみ対象です。 蓄電池単独での申請はできません。 東京都の蓄電池補助金は太陽光設置または再エネ電力契約が前提ですが、区と同時でなくても申請は可能です。
他区と比べて手厚いか?
補助あり区の中では標準的な水準です。区補助の金額自体は葛飾より上限が高い区もあります。 葛飾の優位点は「業者縛りなし(区内外どちらでもOK)」で3層全て使えることです。 足立・練馬・江東など業者縛りのある区では、一括見積もりサービス経由の業者が使えない場合があります。
工事前申請を忘れたらどうなるか?
葛飾区への事前申請が工事着工後になった場合、区のかつしかエコ助成金の対象外になります。 業者選定と同時に区への事前申請手続きを確認することをお勧めします。 なお東京都の補助金(クールネット東京)は別制度のため、区補助が使えなくても都補助は別途申請できます。
申請はいつから受け付けているか?
葛飾区(かつしかエコ助成金):2026年4月1日〜2027年3月31日(先着順)。 東京都(クールネット東京):事前申込2026年5月29日〜受付中(予算上限まで)。 先着順のため、業者選定は早めに進めることをお勧めします。
先着順なら今すぐ申請しないといけないか?
工事着工4週間前までに申請できればよいため、すぐに申請する必要はありません。 ただし予算到達次第終了するため、業者選定と見積もりは早めに進めることをお勧めします。 まず複数社から見積もりを取り、業者が決まったら区への事前申請手続きを始めてください。
葛飾区内の業者しか使えないか?
いいえ。かつしかエコ助成金は業者縛りがなく、葛飾区外の業者でも申請できます。 東京都の補助申請には「東京都登録の太陽光事業者」であることが必要ですが、 区内業者である必要はありません。
5.結論:葛飾区民の動き方
国+都+区の三層補助と業者選びを組み合わせることが、 葛飾区民が実質費用を最大化するポイントです。動き方は4ステップです。
4ステップで動く
- ①早めに業者に相談:先着順のため早期に複数社から見積もりを取得
- ②区の事前申請(工事4週間前まで):葛飾区に事前申請・事前協議回答書を受け取る
- ③都の事前申込(業者代行):2026年5月29日〜受付中。業者が工事契約前に申込
- ④契約・工事・申請:両方の事前手続き完了後に契約。業者が補助金申請を代行
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本ページは公的機関の公表情報を整理したものです。補助金は予算到達により年度途中で受付終了する場合があります。申請の可否・最新の受付状況・金額は、各事業の公式サイトおよび施工事業者で必ずご確認ください。最終確認日:2026-05-30

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