経堂の坪単価は259万円|小田急急行・新宿11分の実力を丁目別データで解説【2026年】

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世田谷区経堂・宮坂エリアの坪単価は平均259万円。 30坪で約7,770万円です。

小田急線の急行停車駅で新宿まで11分。 区平均は坪259万円で、 25エリア中14位。 世田谷区の中間価格帯に位置するエリアです。

同じく急行(特急)が停まり、新宿直通で駅前に商店街がある 千歳烏山(京王線・坪198万円)と比べると、 30坪で1,830万円の差がつきます。 路線が小田急か京王かという違いだけで生まれる差です。

格差倍率は1.31倍。 桜丘5丁目(坪286万円)と 桜丘3丁目(坪218万円)の差はあるものの、 エリア内の均質さは世田谷区でもトップクラスです。

国土交通省の地価公示データ・10地点を分析しました。

※最新の地価公示(2026年1月1日時点)を反映済みです。 地価調査(2025年7月1日時点)のデータも含まれています。 次回の地価調査データは2026年秋に更新予定です。

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世田谷区の坪単価ランキング

経堂・宮坂の丁目別坪単価一覧

丁目坪単価30坪目安最寄駅 徒歩用途地域26年変動5年変動
桜丘5丁目 286万 8,580万 千歳船橋 9分 準住居 +51.7% +29.3%
桜丘2丁目 282万 8,460万 千歳船橋 9分 1中専 +23.6% +16.3%
経堂2丁目 274万 8,220万 経堂 4分 1住居 +40.7% +24.7%
経堂1丁目 266万 7,980万 経堂 5分 1低専 +53.3% +24.4%
宮坂3丁目 265万 7,950万 経堂 6分 1低専 +35.2% +25.9%
宮坂1丁目 262万 7,860万 宮の坂 4分 1低専 +30.0% +23.3%
経堂4丁目 257万 7,710万 千歳船橋 5分 1低専 +29.6% +21.1%
経堂5丁目 251万 7,530万 経堂 9分 1低専 +31.4% +22.9%
桜丘4丁目 229万 6,870万 千歳船橋 8分 1低専 +32.4% +22.0%
桜丘3丁目 218万 6,540万 千歳船橋 12分 1低専 +27.7% +18.9%

※坪単価は国土交通省の地価公示(2026年)ベース。30坪目安は各丁目の坪単価×30坪で算出。

丁目別データで見えてくること

経堂エリアで最も高いのは 桜丘5丁目(坪286万円)ですが、 最寄駅は経堂ではなく千歳船橋(徒歩9分)です。 用途地域は準住居で容積率が高く、 26年で+51.7%はエリア内トップ。 「経堂エリア」の最高値地点が経堂駅の物件ではない—— これがこのエリアの構造です。

10地点中4地点(桜丘2・3・4・5丁目)は千歳船橋駅が最寄りです。 エリアの南半分「桜丘」は、生活圏としては千歳船橋に近い。 ただし住所は「世田谷区桜丘」であり、 「経堂エリア」の価格帯を維持しています。 最安の桜丘3丁目(坪218万円)は 千歳船橋から徒歩12分、1低専の住宅地。 経堂エリアの中では相対的に手の届きやすいゾーンです。

注目は経堂1丁目(坪266万円)。 経堂駅から徒歩5分、用途地域は1低専。 26年変動率+53.3%はエリア内で最も高い。 駅徒歩圏の第一種低層住居専用地域で、 5年でも+24.4%と加速しています。 駅近×低層住宅地の王道パターンで、 このエリアの価格を牽引している地点です。

格差1.31倍の意味は明快です。 どこを買っても大きなハズレがない反面、「穴場」もない。 経堂で土地を選ぶポイントは、 価格差よりも「最寄駅が経堂か千歳船橋か」の確認です。

経堂・宮坂の地価推移|35.6%の26年間

世田谷区経堂・宮坂の地価推移グラフ

上のグラフは世田谷区の区平均と経堂エリアの坪単価推移です。 2本のラインがほぼ重なって見えるはずです。

ポイント①:区平均と並走する「基準点」

経堂の推移は区平均とほぼ一致しています。 上にも下にもほとんどブレない。 世田谷区全体の地価トレンドを見るなら、 経堂を見ればおおよその傾向がわかります。 「世田谷区の基準点」がこのエリアの性格です。

ポイント②:直近5年で+22.9%——派手さはないが着実

5年変動率+22.9%は世田谷区の中では中位の水準です。 三軒茶屋や二子玉川のような急上昇組ではありませんが、 区の西側エリアの中では上位に入ります。 大きく跳ねないが、大きく崩れもしない。 実需中心のエリアに共通する推移パターンです。

隣接エリアとの坪単価比較

経堂の隣接エリアは千歳烏山・千歳船橋・豪徳寺・世田谷の4つ。 千歳烏山だけが京王線で、残りは小田急線または世田谷線沿線です。 路線が異なる千歳烏山との比較が、 経堂の価格を読むうえで最も重要なポイントです。

エリア坪単価想定坪数土地目安経堂・宮坂との差額
経堂・宮坂(この記事) 259万 30坪 7,770万
千歳烏山 198万 30坪 5,940万 -1,830万
千歳船橋 206万 28坪 5,768万 -2,002万
豪徳寺・赤堤 264万 30坪 7,920万 +150万
世田谷・若林 252万 30坪 7,560万 -210万

※各エリアの想定坪数は用途地域と実際の流通面積に基づく。差額は「相手の土地目安 − 経堂・宮坂の土地目安」。

千歳烏山との比較

経堂と千歳烏山のスペックを並べると、驚くほど似ています。 経堂は小田急線の急行停車駅で新宿11分。 千歳烏山は京王線の特急停車駅で新宿15分。 どちらも駅前に商店街があり、日常の買い物に困らない。 にもかかわらず、坪単価で61万円の差がつきます。

商店街の規模では千歳烏山が上です。 「えるもーる烏山」は全長約1.7km・加盟店150店超。 経堂の農大通り商店街は全長380m。 ただし経堂は商店街が複数あります。 南口の農大通り、北口のすずらん通り商店街(1927年創業・4通りで構成)、 そして駅ビル「経堂コルティ」(2011年開業・47店舗)。 1階のOdakyu OX(23時まで営業)、 2階にロフト・三省堂書店・カルディ、 3階にクリニック、4階にレストラン。 駅直結で書店・雑貨・日用品・医療が揃う施設は、千歳烏山にはありません。

1本の長い商店街 vs 複数の商店街+駅ビル。 買い物環境の構造が異なるだけで、日常の利便性は甲乙つけがたい。 それでも坪61万円の差がつく。 これが路線ブランドの影響です。

千歳船橋との比較

千歳船橋(坪206万円)は小田急線の各停駅です。 経堂は急行停車駅。停車種別の格では経堂が上ですが、 経堂エリア内の桜丘4地点は千歳船橋が最寄り駅です。

桜丘の地点は千歳船橋の駅圏で生活しながら、 「経堂エリア」の価格帯を維持している。 これは千歳船橋エリアの記事でも触れますが、 エリアの境界をまたぐ桜丘の位置づけは、 両方の記事を読み合わせると全体像が見えます。

豪徳寺・赤堤との比較

豪徳寺・赤堤(坪264万円)は 経堂とほぼ同価格帯で、差は坪5万円。 30坪で150万円の差は 実質的には誤差の範囲です。 豪徳寺は小田急各停+世田谷線の乗換駅で、 急行は停まりませんが2路線が使える利点があります。

世田谷・若林との比較

世田谷・若林(坪252万円)は 世田谷線沿線のエリアで、経堂より坪7万円安い。 世田谷線は三軒茶屋と下高井戸をつなぐ路線で、 新宿直通の小田急線と比べると交通力は一段下がります。 30坪の差は210万円です。

まとめ|経堂・宮坂の土地で覚えておくべき数字

259万円 平均坪単価
1.31倍 エリア内格差
+22.9% 5年間の上昇率

坪259万円、1.31倍の格差、+22.9%の上昇率。 世田谷区25エリア中14位。

小田急線の急行停車駅で新宿まで11分。 駅ビル「経堂コルティ」、南口の農大通り商店街、北口のすずらん通り商店街。 その延長線上にはJRA馬事公苑(2023年リニューアル・入場無料)もあります。 生活インフラの厚みは価格に見合っています。

同スペックの千歳烏山(京王線特急)との差は 30坪で1,830万円。 この差は路線ブランドの対価です。 それを「小田急沿線に住む安心感」と見るか、 「その差額分を建物に回せる千歳烏山」と見るか。 経堂の土地選びは、その判断から始まります。

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