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葛飾区金町エリアの坪単価は平均115万円。 30坪で約3,450万円です。
JR常磐線の金町駅が中心。北千住まで約11分。 7エリア中7位で葛飾区最安です。
しかし「平均115万円」という数字に意味はほとんどありません。 格差倍率2.85倍。 東金町1丁目(坪181万円)と 東水元5丁目(坪63万円)では 坪単価が3倍近く違います。 23区のエリア単位でこれほど格差が大きい場所は他にありません。
金町駅圏と水元エリアは、同じ「金町」でも別の街です。 13地点のデータを丁目単位で見なければ、 このエリアは語れません。
国土交通省の地価公示データ・13地点を分析しました。
葛飾区全体のランキングはこちら:
葛飾区の坪単価ランキング
金町の丁目別坪単価一覧
| 丁目 | 坪単価 | 30坪目安 | 最寄駅 徒歩 | 用途地域 | 26年変動 | 5年変動 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東金町1丁目 | 181万 | 5,430万 | 金町 7分 | 準工 | +41.8% | +34.8% |
| 東金町3丁目 | 146万 | 4,380万 | 金町 7分 | 1住居 | +29.5% | +18.0% |
| 東金町2丁目 | 142万 | 4,260万 | 金町 6分 | 1中専 | +25.0% | +18.1% |
| 金町3丁目 | 141万 | 4,230万 | 金町 9分 | 2低専 | +18.3% | +15.1% |
| 金町5丁目 | 136万 | 4,080万 | 金町 3分 | 1住居 | +30.2% | +19.7% |
| 金町2丁目 | 131万 | 3,930万 | 金町 6分 | 準工 | +25.9% | +18.8% |
| 新宿5丁目 | 110万 | 3,300万 | 金町 11分 | 1住居 | +26.9% | +20.1% |
| 南水元4丁目 | 104万 | 3,120万 | 金町 15分 | 1中専 | +22.6% | +17.1% |
| 東水元2丁目 | 99万 | 2,970万 | 金町 15分 | 2低専 | +5.3% | +11.9% |
| 東金町5丁目 | 88万 | 2,640万 | 金町 20分 | 2低専 | +14.0% | +10.2% |
| 水元3丁目 | 84万 | 2,520万 | 金町 22分 | 1中専 | +17.5% | +12.8% |
| 水元5丁目 | 71万 | 2,130万 | 金町 36分 | 2低専 | +14.8% | +12.4% |
| 東水元5丁目 | 63万 | 1,890万 | 金町 38分 | 2低専 | +2.7% | +6.6% |
※坪単価は国土交通省の地価公示(2026年)ベース。30坪目安は各丁目の坪単価×30坪で算出。
丁目別データで見えてくること
金町エリアは大きく3つのゾーンに分かれます。
第一が金町駅圏。 東金町1丁目(坪181万円)は 金町駅から徒歩7分で、5年+34.8%。 東京理科大学の金町キャンパス(2013年開設)に近い地点で、 坪181万円は新小岩エリアの平均を上回ります。 東金町2・3丁目、金町3・5丁目(坪131〜146万円)も 駅徒歩3〜9分で、このゾーンは葛飾区の標準的な水準です。
第二が中間ゾーン。 新宿5丁目(坪110万円)、 南水元4丁目(坪104万円)は 駅徒歩11〜15分で、坪100万円前後。 このあたりから価格が急激に下がり始めます。
第三が水元エリア。 水元3丁目(坪84万円・駅徒歩22分)、 水元5丁目(坪71万円・駅徒歩36分)、 東水元5丁目(坪63万円・駅徒歩38分)。 坪63万円は23区全住宅地で最安です。 30坪でも約1,890万円。 バスが主な交通手段の立地ですが、 水元公園(都内最大級の水郷公園・約96ha)に隣接する 緑豊かな低層住宅地です。 5年変動率+6.6%は 23区で最も低い上昇率のひとつ。 この価格帯はほぼ横ばいが続いています。
金町の地価推移|21.1%の26年間

上のグラフは葛飾区の区平均と金町エリアの坪単価推移です。 区平均の下を推移しています。
ポイント①:直近5年で+16.6%——駅前と水元の二極化
5年変動率+16.6%はエリア平均ですが、 駅前の東金町1丁目が+34.8%、 水元の東水元5丁目が+6.6%。 同じエリア内で上昇率に5倍以上の差があり、 二極化が進んでいます。
隣接エリアとの坪単価比較
金町の隣接エリアは亀有と高砂・柴又の2つ。 亀有はJR常磐線、高砂は京成線です。
| エリア | 坪単価 | 想定坪数 | 土地目安 | 金町との差額 |
|---|---|---|---|---|
| 金町(この記事) | 115万 | 30坪 | 3,450万 | — |
| 亀有 | 119万 | 25坪 | 2,975万 | -475万 |
| 高砂・柴又 | 120万 | 25坪 | 3,000万 | -450万 |
※各エリアの想定坪数は用途地域と実際の流通面積に基づく。差額は「相手の土地目安 − 金町の土地目安」。
亀有との比較
亀有(坪119万円)は常磐線で金町の1駅隣。 坪4万円の差ですが、 金町のtypical_tsuboは30坪、 亀有は25坪のため、 総額では金町(約3,450万円)の方が 亀有(約2,975万円)より高くなります。 ただしこれは水元エリアを含む平均の話で、 金町駅圏(坪131〜181万円)に限れば 亀有との差はさらに縮まります。
高砂・柴又との比較
高砂・柴又(坪120万円)は 京成線沿線で、坪5万円高い。 高砂・柴又は格差1.23倍で極めて均質。 金町の2.85倍と対照的です。
まとめ|金町の土地で覚えておくべき数字
坪115万円、2.85倍の格差、+16.6%の上昇率。 葛飾区7エリア中7位。
格差2.85倍は23区のエリア単位で最大クラス。 金町駅前(坪181万円)は理科大キャンパスの効果もあり 葛飾区の中では高めの水準。 水元エリア(坪63万円)は23区全住宅地で最安。 30坪でも約1,890万円で、 23区内で戸建ての総額を最も抑えられる立地です。
「金町の坪単価」で検索しても、 平均115万円という数字は参考になりません。 金町は丁目単位で見るべきエリアです。
📌 金町で土地を探す方へ
金町エリアは坪115万円、30坪の土地で約3,450万円です。 ただし格差2.85倍と23区最大クラスの幅があり、 平均値だけでは判断できません。 「金町駅圏(坪131〜181万円)」か「水元エリア(坪63〜84万円)」か、 まったく別の選択肢として土地と建物の総額を整理してください。
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