金町の坪単価は115万円|格差2.85倍——坪181万の駅前から坪63万の水元まで、23区で最も幅が広いエリア【2026年】

葛飾区

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葛飾区金町エリアの坪単価は平均115万円。 30坪で約3,450万円です。

JR常磐線の金町駅が中心。北千住まで約11分。 7エリア中7位で葛飾区最安です。

しかし「平均115万円」という数字に意味はほとんどありません。 格差倍率2.85倍。 東金町1丁目(坪181万円)と 東水元5丁目(坪63万円)では 坪単価が3倍近く違います。 23区のエリア単位でこれほど格差が大きい場所は他にありません。

金町駅圏と水元エリアは、同じ「金町」でも別の街です。 13地点のデータを丁目単位で見なければ、 このエリアは語れません。

国土交通省の地価公示データ・13地点を分析しました。

※最新の地価公示(2026年1月1日時点)を反映済みです。 地価調査(2025年7月1日時点)のデータも含まれています。 次回の地価調査データは2026年秋に更新予定です。

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葛飾区の坪単価ランキング

金町の丁目別坪単価一覧

丁目坪単価30坪目安最寄駅 徒歩用途地域26年変動5年変動
東金町1丁目 181万 5,430万 金町 7分 準工 +41.8% +34.8%
東金町3丁目 146万 4,380万 金町 7分 1住居 +29.5% +18.0%
東金町2丁目 142万 4,260万 金町 6分 1中専 +25.0% +18.1%
金町3丁目 141万 4,230万 金町 9分 2低専 +18.3% +15.1%
金町5丁目 136万 4,080万 金町 3分 1住居 +30.2% +19.7%
金町2丁目 131万 3,930万 金町 6分 準工 +25.9% +18.8%
新宿5丁目 110万 3,300万 金町 11分 1住居 +26.9% +20.1%
南水元4丁目 104万 3,120万 金町 15分 1中専 +22.6% +17.1%
東水元2丁目 99万 2,970万 金町 15分 2低専 +5.3% +11.9%
東金町5丁目 88万 2,640万 金町 20分 2低専 +14.0% +10.2%
水元3丁目 84万 2,520万 金町 22分 1中専 +17.5% +12.8%
水元5丁目 71万 2,130万 金町 36分 2低専 +14.8% +12.4%
東水元5丁目 63万 1,890万 金町 38分 2低専 +2.7% +6.6%

※坪単価は国土交通省の地価公示(2026年)ベース。30坪目安は各丁目の坪単価×30坪で算出。

丁目別データで見えてくること

金町エリアは大きく3つのゾーンに分かれます。

第一が金町駅圏。 東金町1丁目(坪181万円)は 金町駅から徒歩7分で、5年+34.8%。 東京理科大学の金町キャンパス(2013年開設)に近い地点で、 坪181万円は新小岩エリアの平均を上回ります。 東金町2・3丁目、金町3・5丁目(坪131〜146万円)も 駅徒歩3〜9分で、このゾーンは葛飾区の標準的な水準です。

第二が中間ゾーン。 新宿5丁目(坪110万円)、 南水元4丁目(坪104万円)は 駅徒歩11〜15分で、坪100万円前後。 このあたりから価格が急激に下がり始めます。

第三が水元エリア。 水元3丁目(坪84万円・駅徒歩22分)、 水元5丁目(坪71万円・駅徒歩36分)、 東水元5丁目(坪63万円・駅徒歩38分)。 坪63万円は23区全住宅地で最安です。 30坪でも約1,890万円。 バスが主な交通手段の立地ですが、 水元公園(都内最大級の水郷公園・約96ha)に隣接する 緑豊かな低層住宅地です。 5年変動率+6.6%は 23区で最も低い上昇率のひとつ。 この価格帯はほぼ横ばいが続いています。

金町の地価推移|21.1%の26年間

葛飾区金町の地価推移グラフ

上のグラフは葛飾区の区平均と金町エリアの坪単価推移です。 区平均の下を推移しています。

ポイント①:直近5年で+16.6%——駅前と水元の二極化

5年変動率+16.6%はエリア平均ですが、 駅前の東金町1丁目が+34.8%、 水元の東水元5丁目が+6.6%。 同じエリア内で上昇率に5倍以上の差があり、 二極化が進んでいます。

隣接エリアとの坪単価比較

金町の隣接エリアは亀有と高砂・柴又の2つ。 亀有はJR常磐線、高砂は京成線です。

エリア坪単価想定坪数土地目安金町との差額
金町(この記事) 115万 30坪 3,450万
亀有 119万 25坪 2,975万 -475万
高砂・柴又 120万 25坪 3,000万 -450万

※各エリアの想定坪数は用途地域と実際の流通面積に基づく。差額は「相手の土地目安 − 金町の土地目安」。

亀有との比較

亀有(坪119万円)は常磐線で金町の1駅隣。 坪4万円の差ですが、 金町のtypical_tsuboは30坪、 亀有は25坪のため、 総額では金町(約3,450万円)の方が 亀有(約2,975万円)より高くなります。 ただしこれは水元エリアを含む平均の話で、 金町駅圏(坪131〜181万円)に限れば 亀有との差はさらに縮まります。

高砂・柴又との比較

高砂・柴又(坪120万円)は 京成線沿線で、坪5万円高い。 高砂・柴又は格差1.23倍で極めて均質。 金町の2.85倍と対照的です。

まとめ|金町の土地で覚えておくべき数字

115万円 平均坪単価
2.85倍 エリア内格差
+16.6% 5年間の上昇率

坪115万円、2.85倍の格差、+16.6%の上昇率。 葛飾区7エリア中7位。

格差2.85倍は23区のエリア単位で最大クラス。 金町駅前(坪181万円)は理科大キャンパスの効果もあり 葛飾区の中では高めの水準。 水元エリア(坪63万円)は23区全住宅地で最安。 30坪でも約1,890万円で、 23区内で戸建ての総額を最も抑えられる立地です。

「金町の坪単価」で検索しても、 平均115万円という数字は参考になりません。 金町は丁目単位で見るべきエリアです。

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